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日商簿記1級について
日商簿記1級は税理士・公認会計士などの国家試験の登竜門とも言えます。大学程度の商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を習得しているのと同程度の能力を持っていることになります。
1級の試験合格率は10%前後くらいで、一般的に難関試験になります。2級では合格率25〜30%ぐらいなので、2級と1級の差はかなりあるといえます。そのため2級の続きで1級をすると、勉強量がかなり多い印象を受けます。1級では、商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目を勉強する必要があるからです。
以前は工業簿記も原価計算も出題内容に差がなかったのですが、近年は工業簿記は製品原価の計算、原価計算は意思決定会計がメインとなっています。そのため、受験科目は外部報告会計である商業簿記と会計学、内部報告会計である工業簿記と原価計算の両方の知識を問われる構成になっています。
簿記1級は各25点満点で、4科目計70点以上で合格になります。10点未満の科目を不合格の対象とすること足切りといい、4科目のうち1科目でも10点未満があった場合、足切りとなって合計70点以上であっても不合格となります。
会計は一般には理解し難い分野のため、殊更に1級は価値のある資格だと言えます。
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